2021年11月13日(土)
「岡山県在住者限定・おかやま旅応援割」という地方版GOTOトラベルを利用して県内バス旅行に参加しました。
岡山県から5,000円(別途1,000円のクーポン券)、新見市から3,000円の補助があるため、50%以上ディスカウントのツアーになりました。
行程図
「千屋牛すき焼きと新見の魅力再発見の旅日帰り」というタイトルのツアーですが、高梁市(旧成羽町)の吹屋ふるさと村にも立ち寄ります。
集合場所の岡山駅南駐車場には、県外からも含め多くのツアーバスが集結していました。(7:45)
コロナも収まってきたのか、観光客の動きも活発になっています。
今回のツアーもバス2台が満席となりました。
8時ちょうどに岡山駅南駐車場を出発
添乗員から有効期限が当日中の観光クーポン券が配られました。現地での土産購入に使用できます。
岡山インターから山陽道に乗り岡山道の賀陽インターを降りました。
賀陽インターを降りた付近の道の駅で千屋温泉に到着する時間の調整を行います(8:50)
千屋温泉の昼食レストランでは、一度に対応できる団体客数に限りがあるそうなので、時間の調整が必要とのことでした。
朝から賑わう店内
柿、かぼす、すだち、大根、枝豆・・・田舎の民家の庭先や畑に普段から植えてあるような素朴な食べ物が並んでいます。(9:05発)
国道180号線沿いの「絹掛の滝」に到着(9:40~10:10)
「絹掛の滝」は、井倉峡及び高梁川上流県立自然公園の中央に位置しており、周囲の景色を含めて観光の名所として知られています。
この滝は高さがおよそ60mで、「第一の滝」「中の滝」「奥の院」3段の滝から構成されています。
一般に「絹掛の滝」と呼ばれているのは、最下段の高さおよそ50mの部分で、岸壁に白く絹を垂らしたような優雅な滝に見えることから「絹掛の滝」と呼ばれています。
また、絹掛の滝の岸壁の裾に岩屋があり、石仏の不動尊が安置されていることから、 「不動の滝」とも呼ばれています。
対岸の井倉峡も木々が紅く染まってきました(10:10)
新見市街地を抜け、千屋ダムを通過(10:40)
新見千屋温泉に到着(11:00)
新見千屋温泉「いぶきの里」
本年(2021年)8月リニューアルオープンしたばかりの複合温泉施設です。
11時から食事可能になるように時間調整して到着したので待ち時間はありません。
日本最古の蔓牛「千屋牛」すき焼きと焼き松茸を含む松茸料理
レストランでの人数制限や対面食事の禁止など、ソーシャルディスタンスを保ったコロナ対策が続いています。
出来立ての松茸釜めしをいただきました。
食事後に温泉へ
炭酸水素イオンが多く含まれている温泉で、ぬるっとした感覚であり湯上り後は肌が滑らかです。(11:40)
施設のロビーも賑わいを取り戻しています。(12:20)
ロビーの一角に千屋牛の説明書きがありました。
湯上りの瓶入り大山コーヒー牛乳はおいしい。
13:00に千屋温泉を出発しました。
併設されているスキー場では、ゲレンデの準備が成されていました。
バスの中では、お土産の可愛らしいマツタケが配られました。
新見市神郷にある「夢すき公園」の親子孫水車に到着(13:30)
公園内の「紙の館」では、備中北部で古くから伝わる奥備中神代和紙の歴史を学ぶことができます。
親、子、孫と3つの水車が回っています。
13:50に公園を後にし、吹屋ふるさと村に向かいました。
ふるさと村への途中、「広兼邸」の見上げる道を通り過ぎました。(14:40)
広兼邸はベンガラで財を成した豪商の邸宅であり、お城のような石垣は立派です。
高梁市の吹屋ふるさと村に到着しました。(14:50)
中国山地の山懐に抱かれた「吹屋ふるさと村」は、ベンガラ製造で莫大な富を得た豪商たちが創り上げた町です。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された赤い町並みが印象的で、精巧な意匠が施された豪商たちの屋敷は一見の価値があります。
郷土館
明治12年完成に完成した、ベンガラ窯元の邸宅です。
吹屋郵便局(現役)
旧吹屋小学校(県指定重要文化財)
町全体が統一されたコンセプトのもとに建てられたという先進的な街並みです。
昭和49年(1974年)には岡山県のふるさと村に認定されました。
また、昭和52年(1977年)には文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けました。
現在公開中の映画ロケ地であるため、ギャラリー展示がありました。
ふるさと村の中心から少し外れた箇所の静かな街並み
16:00にふるさと村を離れ、岡山駅南駐車場には18:00に到着しました。