2016年6月2日、大阪・奈良府県境に連なる生駒山系を縦走し、信貴山までの山城や名刹を訪れました。

 

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岡山駅南口駐車場を貸し切りバスで6時30分に出発しました。

山陽ICから山陽道、近畿道、第二阪奈道を経て水走ICまで進みます。

らくらくセンターハウスには9時50分到着です。

 

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ここからは大阪の街並みが見渡せます。

 

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10時10分、登山開始です。「なるかわ谷ハイキングコース」と書かれた看板がありました。

 

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これがハイキングコース?と思うような細道でしたが、緩やかな階段が設置されてあり、とても整備された登山道でした。

 

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「八代龍王神感寺」の石碑がありました。

 

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再び緑一色の木々に囲まれた階段道を登っていくと、

 

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道案内の看板には、なんと「自転車道」と書かれていました!

 

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10時55分、鳴川峠に到着です。

ここにも自転車OKと書いてあるので、階段道も乗り越えて、自転車で山越えする人もいらっしゃるのですね。

 

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ここから生駒縦走路に入り、信貴山に向けて南下していきます。

 

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途中休憩小屋もあり、休みながら自然林の中を進んでいきます。

 

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11時40分、「鐘の鳴る展望台」に到着です。ここで昼食としました。

この展望台には「誓いのリング」のモニュメントがあり、たくさんの「愛の鍵」が取り付けてありました

生駒縦走路は、実は信貴生駒スカイラインがすぐ近くを平行に走っていて、車道からすぐ上がってくることができるようです。

 

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展望台からの景色

 

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時々「信貴生駒スカイライン」の車道を横目で見ながら山道を進んでいくと、

 

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12時35分、「十三塚」に到着です。

 

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スカイラインにあるトイレで休憩をとります。

再びハイキングコースにもどり、

 

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十三峠の石仏に到着しました。(12時55分)

この峠は大阪と奈良・伊勢を結ぶ山越えのポイントだそうです。

また「業平(なりひら)道」とも呼ばれ、在原業平が天理の自宅から神立の女性のもとへ通った道だそうです。

 

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十三峠からの景色

 

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十三峠の看板は、これだけでした。

 

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ササユリが咲いていました。

 

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生駒縦走歩道は、大阪府と奈良県を行ったりきたりしながら県境を南下していきます。

 

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高安山に到着です。(14時5分)

 

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ここ高安山には、天智天皇によって築かれた高安城がありました。

今は、高安山気象レーダーが建っていて、すぐそばに石碑が立っていました。

 

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杉林をぬけると、たくさんののぼりが現れ、「信貴山城址」に到着しました。(14時56分)

信貴山城は、奈良県最大規模の中世山城だそうです。

 

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朱塗りの鳥居をぬけると、「信貴山朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」に到着です。

聖徳太子が開いたとされています。

 

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ここには、へびが鎮座しています。

 

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霊宝館 この中には、国宝の「信貴山縁起絵巻」が展示されています。

(日本の四大絵巻物の1つと称される「信貴山縁起絵巻」は朝護孫子寺が所蔵していますが、原本は奈良国立博物館に寄託されており、霊宝館では複製を展示しています。)

 

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朝護孫子寺本堂 毘沙門天王を安置し、「信貴山の毘沙門さま」として親しまれています。

 

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本堂は、舞台造りになっていて、大和平野が一望できます。

 

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三重塔と日本一大地蔵尊を望むことができます。

 

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聖徳太子像

 

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石灯篭の間を歩いていくと、

 

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全長約6mの「世界一大福寅」がお出迎えです。(15時55分)

 

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朝護孫子寺と張り子の寅

今から1400年前、聖徳太子が朝敵物部守屋を討伐しようとここ信貴山に来た時、

毘沙門天王が現れ、必勝の秘法を授けられたと言われています。

その日が寅年、寅日、寅の刻で勝利したところから、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されているそうです。

 

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開運橋 トレッスル橋脚をもつ日本最古のカンチレバー橋だそうです。(16時7分)

駐車場近くにありました。

 

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その後、「かんぽの宿大和平群」で入浴し、壱分ランプから高速道に上がり、岡山駅前まで帰りました。

自然を楽しみ、歴史もしっかり学ぶことのできた山行でした。