2016年12月10日(土)
青春18切符を利用して、関西50山の一つ、大阪府交野市にそびえる名峰、交野山(こうのさん)に登りました。
頂上に巨石があり、夜景や初日の出など360度のビュースポットとしても有名だそうです。
岡山駅を6時14分発の山陽本線に乗り、相生駅、尼崎駅で乗り換え、河内磐船駅には9時44分到着しました。
ここから登山開始です。
しばらくは住宅の中を進んでいきます。
「かいがけの道」の看板があります。
住吉神社 ここで安全登山を祈願して進みます。(10時24分着)
かいがけ(峡崖)の道
昔は淀川から大和に向かう人々が山越えとしてにぎわった道、また熊野参りで多くの人々が行き交った道だそうです。
山道には多くの落ち葉が敷かれ、気持ちよく踏んで進みます。
道中、石碑や神社がいくつか見られました。
「かいがけの道」を登りきったところに、水田地帯が広がっています。
傍示(ほうじ)の里「前川」をぬけ、交野CCを横目に過ぎると、
交野山山頂の標識がありました。(11時35分)
赤い鳥居をくぐり、石仏の道を進みます。
ここも落ち葉の絨毯です。
梯子を登り、急坂を進むと、
交野山山頂に到着です。(11時40分着)
頂上には巨石「観音岩」があります。
山頂は360度の大パノラマです。
大阪市街だけでなく、神戸、京都、奈良(若草山)方面まで望むことができるそうです。
途中、「交野山の歴史を語る岩」と題して「珍しい地層の紹介」看板がありました。
白旗池の土手で昼食としました。(12時10分~12時40分)
再び落ち葉を踏みしめながら進み、国見山山頂(284m)に到着しました。(13時20分)
国見山には、15世紀松頃、津田周防守正信が築いた「津田城」があったといわれています。
「津田城土塁跡」の看板のある杉並木をぬけると、
「JR津田駅」に到着です。(14時20分)
JR元町駅で下車し、「神戸ルミナリエ」が開催されているので、立ち寄りました。
阪神・淡路大震災後に犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託して開催された「神戸ルミナリエ」です。
今では神戸を象徴する行事となっています。私も参加するのは初めてです。
元町駅から人の流れに沿って進むと、多くの人が並んでいました。
17時開催のはずが、薄暗くなった16時30分頃には点灯し、前に進みだしました。
美しく飾られたイルミネーションのトンネルを進んでいきました。
市民の「希望」を象徴するルミナリエ、街の力強さを感じました。
その後、JRを乗り継いで岡山駅まで帰りました。