2018年4月28日(土)
大阪府最高峰で日本200名山に数えられる金剛山は、大阪府側、奈良県側に48もの登山ルートがあるといわれています。
また、谷によって、季節によってカタクリやニリンソウ、ヤマシャクヤク、キバナチゴユリ等、お花の群生が見られることでも有名です。
今回はニリンソウの群生を求めてカトラ谷ルートを登る予定でしたが、大雨で登山道が崩れているとのこと、寺谷ルートを登ることにしました。
岡山市営南駐車場を6時に出発し、金剛山ロープウエイ近くの駐車場に車をとめました。(9時45分着)
「百ヶ辻」登山口からスタートです。
「千早のトチノキ」 樹齢約300年だそうです。
寺谷入口到着(10時15分)
ここから階段や木の根道が続きます。
沢に沿って進むので、滝のようなものも見られます。
ヒトリシズカ
ここにもニリンソウ?
木の幹に挟まれた、かわいいお地蔵様を見つけました。
急登の階段を進んでいくと、
「金剛山遊歩道」に出ました。(11時15分)
左に進むと「岩屋文殊」があるというので、行ってみました。
知恵を授かる「文殊さん」だそうで、入学や進学、勝利への道等あらゆる知恵を授けることができるそうです。
願い事を書いた矢がたくさん収められていました。
再び分岐まで戻り、右手(実際には直進)に進むと、「葛城家歴代御廟所」があります。(11時26分着)
まずはカトラ谷のニリンソウ群生に向かいます。
前の人で道は見えませんが、急坂を下っていきます。
足場に気を付けながら下っていくと、
眼下にニリンソウの大群生が現れました。(11時45分)
見渡す限りのニリンソウ大群生に、皆大歓声です。
「トウゴクサバノオ」と教えてもらってたのですが、違ったようです。
サイゴクサバノオも咲いているとのことですが、残念ながら見つかりませんでした。
キバナチゴユリもあると聞いていたのですが・・・。
ユキザサ
隣の谷にもニリンソウの大群生が見られましたが、通行止めの札もかかっていました。
再び急坂を登り、金剛山頂に向かいました。(12時10分着)
山頂に「金剛山ライブカメラ」が設置され、1時間おきにインターネットで取られた写真が配信されるそうです。
山頂近くには、金剛山國見城址があり、広場になっています。
ここで昼食をとりました。
樹齢300年以上のしだれ桜を横目に通り、
金剛山転法輪寺に到着です。
夫婦杉、福石を通り、
葛木神社へ参拝し、
ダイアモンドトレールを下っていきます。
カタクリの花が一輪残っていました。
「金剛の水」で喉を潤し、
「水越峠」登山口に到着です。(14時40分)
15時15分、「かもきみの湯」で入浴後、岡山に向かいました。
花の山で知られる金剛山、ぜひ違う時期に違う花を求めて行きたいです。