2024年4月5日(金)
青春18切符を利用して滋賀県近江八幡市にある安土山に行きました。
安土山には、16世紀に織田信長によって安土城が築城されています。
山頂には、日本で初めて本格的な天守が立ったといわれているそうです。
岡山駅を6時14分に出発し、相生、野洲で乗り換え、JR琵琶湖線で安土駅まで移動します。(10時23分着)
看板を頼りに、田んぼの中の道をまっすぐ進みます。突き当りに見える山が、どうやら安土山のようです。
南山裾帯郭の虎口 長い石垣が続いています。
大手門跡を通り抜け、
まっすぐ進んでいくと、受付があります。(11時21分)
ここで入山料700円払い、100名城のスタンプを押すことができました。
ここからは、「大手道」と呼ばれる道で、どこまでもどこまでも石階段が続いています。
桜の花に癒されながら登っていきます。
両側には、前田利家邸跡や羽柴秀吉邸跡、徳川家康邸跡と伝えられている敷地がありますが、
じっくりと見る余裕はありません。
天守跡に向けて、再び石階段を登っていきます。
黒金門跡(11時44分)
仏足石
二の丸址と奧には信長公本廟があります。
信長公本廟(11時47分着)
本丸跡を通ってさらに石階段を上がっていくと、
天守台跡に登る最後の階段がありました。
安土城天守台跡(11時54分着)
低い石垣に囲まれたこの天守台跡には、等間隔に石が並べられています。
ここは、天守の穴蔵(地下)だそうで、その上に大きな天守がそびえていたそうです。
地上6階、地下1階で、わが国で最初の天守閣をもったお城だそうです。
けれども天守閣完成から3年後には、織田信長は明智光秀の謀反により京都・本能寺で自刃、さぞ無念だったことでしょう。
12時9分、分岐まで下り、帰路の道に進みます。
摠見寺本堂跡
三重塔 三間三重の塔で屋根は本瓦葺き、室町時代の建物だそうです。
ここで昼食としました。眼下に見えるのは琵琶湖でではなく、川でしょうね。
急な石段を下り、仁王門(桜門)に到着です。(12時50分)
門内には、金剛力士像が安置されています。
しばらく樹林帯の中を進んでいくと、
羽柴秀吉邸跡に到着です。上下2段に分かれた郭で囲まれています。
とにかく、りっぱな石垣に囲まれ、見ごたえのある安土城でした。(13時15分)
その後、繖山(きぬがさやま)から観音寺城跡を巡って歩く予定でしたが、予定の時刻より大幅に遅れたため、桑實寺(くわのみじ)に行くことにしました。
安土城考古博物館
安土文芸の郷公園を抜けて、看板を頼りに桑實寺に向かいます。
またまた長い石階段が続きます。(13時48分)
桑實寺本堂(14時8分着)
南北朝時代に建立されたままの姿を見ることができます。本堂の中にも、たくさんの仏像が祀られています。
そのまままっすぐ階段を下ると、山門に出ました。(14時35分)
15時4分、安土駅に到着です。
15時22分発のJRに乗り、乗り換えをしながら岡山駅には19時38分、到着です。
今回は時間がなくて行けなかった繖山や観音寺城跡にも、行ってみたいです。