小笠原諸島ハイキング アルパインツアー利用

2024年2月25日(日)~3月1日(金) 6日間

 

2月27日(火) 3日目

 

 

 

2日間で歩いたコース

小笠原は、地球が誕生してから一度も大陸と陸続きになったことがないという。

そのため、独自の進化を遂げた動物や植物たちのパラダイスだそうです。

 

6時朝食

 

今日の母島への船は地元民と物資のみということだそうです。

そこで私たちは、明日行く予定の躑躅山と千尋岩ハイキングです。

6時50分、ガイドの原田さんとホテルの前で合流し、小港海岸方面に向かいます。

 

ハスノハギリの実 変わった実を発見!!目玉のようで面白いです。

 

駐車場から小港海岸に向かうまでの道中は、木のトンネルをくぐって進みます。

 

タマナ テリハボクのことを小笠原ではタマナと呼びます。

木目が美しいので、テーブルなどに利用されるそうです。

 

コミノクロツグ

 

小港海岸 岸壁では、枕状溶岩を近くで見ることができます。

 

ムニンハナウド

 

オオハマボウ

 

八ツ瀬川沿いに進んでいくと、

 

「都道最東端」の碑がありました。(8時7分)

 

行く場所に小石を一つ入れて、躑躅山登山開始です。(8時13分)

 

タコノキ

 

オガサワラビロウ どんどん背が高くなっていきます。

 

ツルアダン

 

ノヤシ

 

アコウザンショ 果物の香りがします。

 

タコノキの気根

この気根が蛸の足のように見えることから名前が付いたそうです。

 

巽湾(たつみわん)を望むことができます。

 

オガサワラビロウの大群生 この葉は、土に帰ることがないとのことで、地面には落葉したビロウの葉で覆いつくされていました。

 

マルハチ

茎にある葉柄痕の丸の中に、漢字の八の字が逆さまに見えることから名前がついていて、おもしろい模様を見ることができます。

 

躑躅山の山頂に立つことはできませんが、途中、戦時中の遺構がいくつか見られました。

 

まずは「ちひろ岩」方面に向かいます。

 

ゴムノキ

 

ウニンシラガゴケ

 

ムニンヒメツバキ

 

衝立山(298m) 11時37分着

 

シマウツボ 黄金色をした小笠原固有の寄生植物

 

シマウツボの実 実もまた黄金色をしています。

 

千尋岩(ハートロック)の岩壁上に到着です。(12時17分)

 

ここで昼食としました。宿でもらったおにぎり弁当とお茶です。(12時30分~13時)

 

同じ道を引き返し、ガジュマル方面に向かいます。

 

戦時中のトラックの残骸もありました。

 

マツバラン

 

「これから宮殿内を案内します。」とガイドさんに言われたところは、ガジュマル群生地でした。

 

ここにも戦時中の残骸があります。

 

朝立岩

 

ホナガソウ 紫のかわいい花がたくさん咲いていました。

 

リュウゼツラン

 

ヤハズカズラ

 

クジャクヤシの実

 

崖の上にヤギがいます!!

 

八ツ瀬川沿いに進み、小港園地の休憩所で、父島の海岸の砂地の色について話を聞きました。

瓶に入った実際の砂地を見せてもらいました。緑、赤などそれぞれに違った色をもつ砂の色には驚きでした。

16時30分、ホテルに帰ってきました。

 

夕食18時

 

宿を19時15分発でナイトハイクに出かけました。(19時36分着)

オガサワラオオコウモリを探しに行きます。

昨日は見つけられなかったとのことなので、不安半分、期待半分です。

ライトはつけられないので、赤色のライトをガイドさんが照らして探してくれたところ、木の上に数匹発見!!

 

そのうちの一匹が木から落下!!

あわてて飛び、近くの木につかまって、おしりをふりふり一生懸命登っている姿がとてもかわいかったです。

木から落ちたコウモリを見るのはガイドさんも初めてだと言っていました。

他にも、オオヤドカリや光るキノコ・グリーンペペを見つけに行きましたが、そちらは季節が合わないこともあり、見つけられませんでした。

21時、宿に帰りました。