小笠原諸島ハイキング アルパインツアー利用
2024年2月25日(日)~3月1日(金) 6日間
2月29日(木) 5日目
今日は、父島滞在最後の日です。
ボートクルーズで小笠原を取り囲むボニンブルーの海に出て、ホエールウオッチングや南島上陸を楽しむ予定です。
6時50分、朝食
8時30分、3日間お世話になった宿「ビーチコマ」を出発し、二見港に向かいます。
靴の裏を塩水につけて消毒し、ボートに乗り込みました。9時、出航です。
南島まで進む間、ホエールウオッチングを楽しみながら進みました。
〇時の方向にいるよ!と教えてくれるのですが、探している間に見えなくなってしまいます。
9時44分、ついに南島に上陸です。南島は隆起石灰岩からなる無人島です。波が少しでも高ければ上陸できない場所です。
船から降りるときには、手を取って助けてくれます。
「ラビエ」と呼ばれる石灰岩の奇石
ごつごつした岩場が見えますが、歩く道は決まっているので、決して道を反れないようにとのことです。
タコノキのトンネルをくぐって高台まで進んでいくと、
目に飛び込んできたのは、息をのむような素晴らしい景色です。
南島沈水カルスト地形の扇池です。
ボニンブルーとコバルトブルー、海の色の変化が本当にすごいです。
写真の右端にハートロックを望むことができます。二日前に行ったところです。
東尾根を下り、陰陽池まで歩いている途中、砂浜はヒロベソカタマイマイの貝殻で埋め尽くされていました。
このヒロベソカタマイマイは、1000年から2000年ほど前に絶滅し、今では半化石となった貝殻のみがここにあるそうです。
ここには、3種類のカタマイマイがいるそうです。
ウミガメの骨もありました。
陰陽池 カルスト地形がすり鉢状に広がり、ラビエ(石灰岩の奇石)が見られます。
扇池近くに行き、岩に打ち寄せては砕け散る波を見ながら写真撮影です。
元来た道を下り、再び船に乗り込みます。(11時)
ここからは、ホエールウオッチングをしながらゆっくり港まで帰っていきます。
船上から、ハートロックが間近に見えてきました。
気持ちよく泳ぐアオウミガメ発見!!
潮を吹くクジラ、背中を見せながら泳ぐクジラなど、たくさんのクジラをウオッチングすることができました。
12時4分、父島二見港に到着です。
昼用にと島寿司を頂いたのですが、ラーメンが食べたいということでラーメン店に入りました。(12時38分)
ムニンデイゴ
14時15分の乗船開始まで、最後のお土産買い物をしたり、クジラのモニュメントの階段で休憩したりして過ごしました。
船に乗るとすぐに荷物を置き、甲板に向かいます。島人たちの盛大な出航セレモニーです。
15時、出航してからも見送りは途切れません。もちろん、私たちのガイドさんも来てくれています。
5分後、観光船や漁船含め、たくさんの船が並走して盛大に見送りをしてくれます。
もちろん私たちを南島まで連れて行ってくれたガイドさんも、最後は海に飛びこんで海の中での見送りとなりました。
17時15分、水平線に沈む夕日を見に、甲板に行きました。
下の方に少し雲がありましたが、きれいに見ることができました。
17時43分、ホテルで買ったカップヌードルと昼食用にともらった島寿司で夕食としました。
その後、皆で談笑して過ごしました。行きのように船酔いすることはありませんでした。
3月1日(金) 6日目
8時10分、展望ラウンジで朝食です。行きと同じ「島塩はちみつトースト」を食べました。
海は荒れているらしく、デッキに出ることができません。
ラウンジで母島のガイドをしている人が隣に座り、母島のことや花の名前などについて話を聞くことができました。
昼食は鮭茶漬けです。(12時15分)
伊豆大島が見えると放送が入りました。
13時、7階ラウンジに全員集合し、お別れセレモニーです。
コップには、それぞれにメッセージが書かれていました。
13時25分、富士山が迎えてくれました。
約30分遅れて竹芝桟橋に到着です。(15時30分)
その後、浜松町から品川で乗り換え、予定通り岡山には21時2分、到着です。
母島には行けませんでしたが、父島を満喫し、南島にも上陸でき、クジラもたくさん見ることができたので、大満足です。