今年も山口の友達の家を起点に、昨年の続きの萩往還と十種ヶ峰(とくさがみね)を訪れました。
1日目 9月24日(土)
岡山駅前を6時30分に出発した私たちは、山陽自動車道防府東ICを下り、
待ち合わせ場所である「錦鶏の滝」駐車場に到着です。(10時45分)
今日はここが出発点です。
「萩往還」の石柱が立ってあり、また石畳の古道が続き、とても良い風情のある雰囲気です。
道端には、ヒガンバナがたくさん咲いていました。
フウロソウもまだ残っていました。
道幅も広く、歩きやすいです。
雑木林の中をひたすら登っていくと、
11時35分、「六軒茶屋跡」に到着です。
ここは往還の中間地点で、なおかつ最大の難所でもあったそうです。
ここで、私たちは昼食としました。
一ノ坂一里塚跡(12時12分着) 萩から6里の位置にあります。
一貫石(12時20分着)
キンチヂミの清水(12時32分着)
岩盤から湧き出ている清水が縮み上がるほど冷たかったのだそうです。
「板堂峠」左の階段道を行くと、昨年登った「東鳳翩山」への道となります。
今日は、ゆるやかに下っていきます。(12時47分)
「国境の碑」 長門国・周防国の国境を示す碑です。(12時57分着)
吉田松陰の碑文(13時10分)
道々、両側の木々を覗くと、たくさんのアケビの実がぶら下がっていました。
逆修石(ぎゃくしいし)(13時44分)
上長瀬一里塚(13時53分) 萩から5里の位置にあります。
車道の横を歩いていきます。
ヤマジノホトトギス
石風呂の復元(14時20分)
首切れ地蔵
「吉田松陰先生東送通過の地」石碑(14時42分)
15時20分、佐々並板橋を通過し、
宮ノ垰を進み、
佐々並市の街道筋に入りました。
それぞれの家々に「むかし話」の説明文がかけられていました。
この階段を登ると、「貴布祢神社」です。
佐々並市頭一里塚(15時33分着) 萩から4里の位置にあります。
15時50分、終点「道の駅あさひ」に到着です。
ここは、昨年出発した場所です。本日の萩往還第2弾の行程はこれで終了です。
友人宅近くの「道の駅阿武町」で入浴、夕食をとり、疲れを癒しました。
さらに友人宅に帰って、ヒラメの刺身など、手作り料理で二度目の乾杯です。
このヒラメは、友人のお父さんが釣ってきたものです。
大満足の一日でした。
2日目 9月25日(日)
朝6時30分、港に到着、これから漁船に乗せてもらい、遊覧します。
小さい島の岩の上には、釣人がたくさん竿をたらしていました。
岸に打ち上げられたたくさんのごみには、ハングル文字が書かれているそうです。
約1時間の遊覧でした。
朝食後、「村田蒲鉾店」がイベントを催しているというので立ち寄り、お土産を買いました。(9時30分)
野外活動センターから登る予定でしたが、買い物等で遅くなってしまったので、
「山麓駐車場」まで車を進めました。
1時間10分の登山予定が、30分ほどで山頂に到着することになります。
11時50分出発です。
「権現社」の鳥居をぬけると、
山頂が見えてきました。
「熊野神社」ルートを通り、チマキザサの群生をぬけると、
時代を感じさせる鳥居が現れました。熊野神社です。(12時20分)
12時23分、山頂に到着です。
山頂は360度の大パノラマです。
SL列車が見えるというので探していましたが、列車の音だけで残念ながら姿は見えませんでした。
昼食はお母さんの手作りお弁当です。
栗は、昨日萩往還を歩いていた時に皆で拾ったものです。
早速、栗ご飯にしてくださいました。
帰りは直登ルートを下りました。
14時20分、津和野駅に到着です。
ここにSL機関車がいました。
ここ津和野から山口に向かうための準備をするそうで、黒い煙をはきながら車庫から出てきました。
機関車と車両を連結させています。
駅のそばには、SL機関車が飾られていました。
津和野駅から本町通りをぬけ、小京都、津和野の町中へ。(14時40分)
津和野カトリック教会とステンドグラス
堀割にたくさんの鯉が泳いでいます。
道の駅「津和野温泉なごみの里」で入浴しました。(15時40分着)
その後、中国自動車道六日市ICから岡山に向かいました。
山歩きだけでなく津和野の街中散策もよかったです。