2021年 3月27日(土)~3月29日(月)
九州オルレ・唐津コースに参加しました。
「オルレ」は、韓国・済州島から始まったもので、もともとは「通りから家に通じる狭い路地」という意味の済州の言葉だそうです。
全部で21コースあり、唐津コースは豊臣秀吉が築城した肥前名護屋城中心に全国から集まった武将が築いた陣跡を巡ります。
一番高低差の少ないコースだそうです。とはいえ、11.2㎞、4~5時間かけて歩きます。
3月27日(土) 1日目
岡山駅を7時に出発したバスは、途中昼食を含め、いくつかのSAで休憩をとりながら、最初の目的地である「唐津城」に到着しました。(14時10分~15時10分)
5階の展望フロアから見た景色
鏡山(15時30分~16時)
鏡山展望台からは、唐津城や、
長く続く「虹の松原」を望むことができます。
「虹の松原」は日本三大松原に数えられ、約400年前に初代唐津藩主が防風・防潮のために海岸線に植林したのが始まりだそうです。
今では、長さ約4.5kmの間に約100万本もの松が生い茂る、日本一の松原となっているそうです。
「鏡山温泉茶屋・美人の湯」で入浴後、(16時10分~17時10分)
今日の宿、国民宿舎「虹の松原ホテル」に到着です。(17時15分着)
ホテルは海岸と松原に接しているので、散策も十分に楽しむことができます。
18時夕食
3月28日(日) 2日目
7時朝食、8時ホテル出発です。
いよいよ今日は九州オルレ・唐津コースを歩く日です。出発地点である道の駅「桃山天下市」に到着しますが、朝からあいにくの雨です。
9時出発予定でしたが、1時間遅らせ、10時出発としました。
いきなり山の中の滑りやすい道を進み、
まず初めに前田利家陣跡に到着です。(10時12分着)
方向が変わるときなどには、木製の矢印やペイントされた矢印があるので、それに沿って歩きます。
棚田の見える風景の向かいには、古田織部陣跡があります。(10時40分着)
石垣の中に見られる大石は、鏡石です。至る所に見られます。
樹林帯の中を進んでいくと、11時12分、堀秀治陣跡に到着です。
道中、ムサシアブミがたくさん見られました。
400年続く道、串道を進むと、
名護屋城跡の石垣が見えてきました。
最後の階段を登っていくと、桜に彩られた名護屋城の石垣がはっきりと見えてきました。(12時着)
桜の下で、昼食です。
13時集合までのわずかの間に名護屋城博物館を見学しました。
どこまでも続く石垣に沿って桜の下を進んでいきます。
この大きな石も鏡石です。
石垣は、ほとんど角が壊されています。
13時25分、肥前名護屋城天守台に到着です。ここから玄界灘の素晴らしい風景を見ることができるはずですが、あいにくの曇り空で残念です。
三の丸と井戸跡
馬場から
本丸南西隅石垣を進みます。
法光寺と太閤秀吉お手植えの桜
田園風景の広がる道を進み、さらに進むと、海が見えてきました。
(14時48分)
波戸岬少年自然の家、上杉景勝陣跡を過ぎると、
柱状節理の絶壁が目の前に現れました。(15時35分)
ここからは波戸岬遊歩道を進んでいきます。
島津義弘陣跡(15時43分)
波戸岬海水浴場を通り抜け、
この階段を登ると、
終点「サザエのつぼ焼き屋台」です。(16時16分着)
完歩したご褒美に「サザエのつぼ焼き」をいただきました。
玄海海中展望塔もあります。
今日の宿である鎮西町国民宿舎「波戸岬」です。(16時30分着)
18時から夕食です。イカ活き造りがおいしい!!イカ刺身の後は唐揚げで出てきました。食べきれないくらいの量でした。
18時20分、夕食の途中で日没となり、波戸岬に沈む夕日を望むことができました。
3月29日(月) 3日目
7時30分朝食
ホテルを8時出発、まずは呼子朝市に行きました。(8時25分着)
魚の干物やイカの一夜干しだけでなく、とれたての水産物、農産物が並んでいます。
マリンパル呼子のイカ丸に乗って、七ツ釜遊覧に出発です。(9時20分~10時)
呼子大橋を背に進むこと約13分で、
玄武岩の柱状節理に覆われた岩々が現れました。
玄武岩の断崖絶壁に、まるで7つのカマドを並べたような海蝕洞窟「七ツ釜」です。
いちばん大きな洞窟に船が入ると、玄武岩の柱状節理を間近に見ることができます。
自然の神秘の洞窟、迫力満点でした。
呼子大橋を渡って、加部島の「風の見える丘公園」に行きました。(10時20分~10時40分)
昼食会場である「海中魚処・萬坊」に到着です。(11時~12時)
イカ三昧の昼食でした。やはり最後はイカの唐揚げですね。
別メニューの昼食もありました。
その後は、岡山に向けてバスを走らせました。
19時50分、岡山着です。