2015年3月8日
青春18きっぷを利用して、岡山駅からJR芦屋駅へ向けて出発しました。
JR芦屋駅からロックガーデン中央尾根コースを歩くと、眼下にロックガーデンの切り立った岩が見えます。
昔、「六甲」の書籍で地獄谷からB懸尾根コースを見つけ、行ってみたいと思いました。しかし私たちだけの力では無理ということで、1か月前にガイドにお願いし、道案内してもらいました。
そして、今回、ガイドなしで同じ地獄谷コースに挑戦しました。
青春18切符を使って岡山駅を7時7分に出発し、JR芦屋駅には9時29分に到着。
阪急芦屋川駅まで歩きました。
阪急芦屋川駅は、たくさんの登山者でにぎわっていました。
駅からは人通りを避けて登山道の1本西側の閑静な住宅街を抜け、高座橋を渡って登山道に合流しました。
ここからは、高座川に沿って進んでいきました。
30分で高座の滝に到着しました。
茶屋もありました。
地図が掲げてありました。私たちはピラーロックを目指します。
多くは崩壊していると書いてあるので、気を引き締めていくことにしました。
ここから一般道と別れ、地獄谷へと入っていきます。
下りた所は広場になっていますが、すぐ岩山の登山道に入っていきます。
足場に気をつけながら登っていきます。
前日の雨で水量が増し、滝のようになっている横を登って行きました。
濡れている岩と苔むした岩で滑りやすいので、慎重に登って行きました。
慎重に三点支持で岩を登って行きました。
大きな岩の間から水が流れ落ちています。
その横を登って行きました。
誰が付けたのか、小便小僧と書かれた滝があります。
地獄谷は終わり、B懸尾根コースに入りました。
滑りやすい岩肌をゆっくり登り、 A懸垂岩跡に到着しました。
ここから神戸の街並みとロックガーデンの岩がよく見え、別世界の美しさでした。
A懸垂岩跡から、向かいのC懸垂岩に渡りました。
体がやっと通れるくらいの岩に挟まれながらゆっくり渡っていきました。
C懸垂岩跡は結構広いし見晴も抜群なので、ここで昼食タイムにしました。
この小さな看板が目印です。
B懸垂岩跡は崩壊していて危ないということで、Bケンをぐるっとまいてピラーロックを目指しました。
15分ほどでピラーロックに到着しました。
奇岩の連続で、岩の間をゆっくりゆっくり歩きすばらしい景色も堪能しました。
ピラーロックからの眺めです。
草も生えないような岩肌を見渡すことができます。
ピラーロックを下り、急な山道を直登で登ると、ロックガーデン中央尾根登山道と合流し、風吹岩に到着しました。
風吹岩の上から、神戸の街並みや私たちが歩いてきたロックガーデンを見渡すことができます。
ロックガーデン中央尾根道から分かれ、横池に到着しました。
横池を覗くと、カエルの卵がたくさんありました。
横池を過ぎると、もう一つの小さな池がありました。
池の中に枯れ木が横たわり、何となく風情があります。
この池で、青くてとてもきれいな鳥を見つけました。
カワセミです。
飛ぶと、鮮やかなオレンジの色が見えました。
池を過ぎて、山ノ神から八幡谷コースを下山しました。
道には自然の木々を組み合わせて作った手すりがずっと続いています。
なかなか爽快です。
八幡谷は、切り立った渓谷が続いています。
そのそばに、かわいいお地蔵様が立っていました。
14時12分、登山道が終わり、岡本の町に到着しました。
川を渡ると、川底に大きなイノシシが2頭寝転んでいました。
ここが住処なのか、いつもいるそうです。
大水が出たらどうするのだろうかと考えてしまいました。
八幡神社には、たくさんの梅の花が咲いていました。
ちょっと立ち寄りました。
紅梅、白梅がとても美しかったです。
ここからJR摂津本山駅まで歩き、岡山まで帰りました。(19時30分着)
岩あり滝あり奇岩ありで、また行ってみたくなる、楽しい山行でした。