香川県小豆島にある洞雲山・碁石山を巡るコースは、小規模ではあるが、アルペンルートが味わえるそうです。
さらに、島四国ミニ霊場の八十八ヵ所のうち、洞雲山、碁石山、一心寺という一番、二番、三番奥之院の札所が
この岩山の洞を利用して作られていて、その神秘さも体験できるといわれています。
2017年2月28日(火)
日の出を拝みながら新岡山港に車を走らせ、7時20分発のフェリーに乗り込みました。
8時30分、土庄港着、ここからマイクロバスで坂手港駐車場に向かいます。
9時30分、坂手港に到着です。
ここから洞雲山を見ることができます。
切り立つ稜線は、アルプスを彷彿とさせます。
観音寺から一心寺への遍路道を登っていきます。(9時45分発)
観音寺の横を通り、町中を進んでいくと、
突然、巨大なモニュメントを発見!!
瀬戸内芸術祭の名残で、ビートたけしが構想し、ヤノベケンジが作成したものだそうで、古井戸に作られていました。
標識に沿って進んでいくと、
一心寺に到着です。(10時30分)
ここからは、坂手湾を見渡すことができます。
観音寺の奥之院、隼山(はやぶさやま)一心寺はこの奥にあり、洞窟内に祀られているそうです。
いろいろな標識が立てられていました。
その標識に従って進んでいくと、
「讃岐十景」展望台に出ました。(10時45分)
讃岐十景からの景色
きちんと賽銭箱も設置してありました。
木々の間に隼観音を望むことができました。
石仏が並んでいる道やウバメガシの木々の中を進んでいくと、
岩が彫られていて、中に祠が見えてきました。
夏至観音といい、夏至前後の数日間、午後3時になると岩陰が観音様の姿に見えるそうです。
登山道入口です。(10時50分着)
岩場やウバメガシの林の中をぬけ、
集塊岩の岩場を登っていくと、
祠のある、洞雲山山頂に到着です。(11時10分)
山頂からの絶景を望みながら、昼食としました。
昼食後、碁石山に向けて出発です。
樹林帯の中をぬけ岩場を進むと、碁石山(左上の山)が見えてきました。
足場に気をつけながら岩道を進み、
ウバメガシ純林の尾根道を進んでいくと、
碁石山山頂に到着です。(12時35分)
大嶽方面を望む
行者尾根合流点まで引き返し、行者尾根を下っていくと、
碁石山霊場の奥之院に到着です。(13時20分)
ここからの下り道もなかなかのものです。
足元に注意しながら慎重に下っていきます。
長い階段を進んでいくと、岩にへばりつくように碁石山霊場がありました。
反対の階段を下り、弘法大師像のある広場に出ました。(13時30分)
碁石山霊場駐車場です。
バスでサン・オリーブ温泉に移動し、入浴です。
土庄港(16時30分発)からフェリーで新岡山港(17時40分着)に帰りました。
変化に富んだ登山道と瀬戸内海の素晴らしい景色を堪能した山行でした。