2016年11月9日(水)~10日(木)
「四国一危険な山」と言われている石立山と「四国一美しい山」と言われている三嶺を1泊2日で訪れました。
11月9日(水)
朝6時、岡山駅前出発、日の出は瀬戸内海が見える頃でした。
瀬戸大橋を渡り、高知道、南国ICから別府峡登山口へ到着、辺りは紅葉真っ盛りです。(9時25分着)
赤い吊り橋を渡っていくと、
いきなりの急登です。(9時37分)
ブナ林の細い登山道を進みます。
道と斜面とがほとんど区別つかないような所もありました。
岩場あり、杉林樹林帯あり、渡渉ありの道を進んでいきます。
周りの紅葉を楽しみながら、岩の間に楚々として咲いている花に癒されながら進んでいきます。
急なザレ地、石灰岩稜が続きます。
落石を起こさないよう、慎重に歩きます。
石立山が危険だといわれるのは、「濡れていると滑りやすいこの地形からきているのか」と納得です。
石灰岩の滑りやすい岩稜帯が続きます。
時には立ち止まって景色を楽しむも、油断できません。
急坂を登り、尾根道を進むと、
13時30分、「西峰」に到着です。
直下に「捨身ヶ嶽」があります。
西峰からは穏やかな稜線歩きが続きます。
13時50分、石立山山頂に到着です。頂上には、石の間に小さな祠がありました。
山頂は、荒涼とした世界が広がっています。
一息入れた後、「日和田登山口」に向け、下山開始です。(14時8分)
急坂の道をゆっくりと下っていきます。
遠くの峰が白くなっているのは、雪か霜か・・・。
途中、避難小屋がありましたが、荒れていて、すごい状態でした。
こちらのコースにも、滑りやすい石灰岩の岩稜帯が続きます。
トリカブトの花を見つけました。
杉林をぬけると、
今までは木の枝しか見えなかったけれど、紅葉が見えるようになりました。
登山道の周りにたくさん生えているものは、ミツマタの木でした。
もう、たくさんの蕾をつけていました。この状態で冬を越すのでしょうか。
最後の下り道を進みます。
ツルリンドウ
日和田登山口に到着です。(16時30分)
ここからは、民家の道を通って
下に見える「四ツ足峠トンネル」まで下ります。(16時35分着)
このトンネルを通ると、別府峡登山口まですぐなのですが、なぜか通行不可です。
今日の宿である「別府峡温泉」の人に迎えに来てもらいました。
「別府峡温泉」に到着です。(17時)
温泉と食事(18時40分)で疲れを癒やし、明日に向けて早めに就寝です。
紅葉と岩稜帯を楽しんだ一日でした。