2016年5月3日
今年も連休に、アケボノツツジを求めて高知県の山を訪れました。
今回は白髪山です。高知県に白髪山が2つありますが、本山町の白髪山です。
ここは古くから信仰の山だったそうです。
6時30分に岡山駅西口を出発し、早島ICから大豊ICまで進み、
行川登山口には10時30分に到着です。
本来は冬の瀬登山口から行川方面に下山する予定でしたが、
雨予報で、帰り道に時間がかかることもあり、行川登山口から登り、同じ道を下山することにしました。
駐車場からの景色 今にも雨が降ってきそうです。
「登山口まで150m」の看板がありました。
雨が降り始め、カッパを着ての登山となりました。
早速、ミツバツツジのお出迎えです。
登山道は、木段道や
道標などで整備されていました。
大きな木の室がありました。
登るにつれ、岩場の道になりました。
この山は全山、蛇紋岩からなっているそうです。
足元に注意しながら、苔むした岩をよじ登るようにして進んでいきます。
大きな岩の横を通り抜け、
木の根や岩をよじ登っていくと、
道にアケボノツツジの花びらが落ちていました。
見上げると、頭上にはたくさんのアケボノツツジが咲いていました。
木が大きすぎて、なかなか近くで花を見ることができません。
ツルシキミ
流紋岩が薄く割れて、登山道にころがっています。
滑らないように足元に気を付けて進みます。
木が倒れて、木の根が持ち上がっているようです。
この辺りは、シャクナゲも多いようですが、花芽は全く見られなかったです。
雨と大風の中、アケボノツツジを愛でながら登っていくと、大岩にぶつかりました。
この大岩を超えていくと頂上だということですが、あまりの強風に吹き飛ばされそうになり、
多くの人は山頂をあきらめ、ここから引き返すことにしました。(11時55分)
その強風にもめげず、3人は岩を回り込むと、すぐ山頂につきました。(12時3分着)
帰りは同じ道をたどります。足元に気を付けながら、頭上の花を楽しみながら下っていきます。
途中、昼食をと考えましたが、雨風も強く体も冷たくなってきたので、バスの中で食べることにしました。
13時25分下山
その後「霧の森交湯~館」で温泉につかり、岐路に向かいました。
白髪山は、天然桧の白骨林とシャクナゲが美しい山だそうです。
アケボノツツジには出会えましたが、今回は雨で景色を望むことができませんでした。
本山町には、シャクナゲ約3万本といわれる「帰全山公園」があります。
私たちも立ち寄る予定でしたが、悪天候のため中止しました。
シャクナゲは見頃が5月中旬だそうなので、ぜひ天気の良いその頃にまた訪れたいものです。