2017年6月22日(木)~24日(日)

 

長野県と新潟県にまたがり全長80km続く信越トレイルを、昨年に続き今年も歩きました。

今年はセクション3の「涌井~仏ヶ峰登山口」までと、セクション4の「仏ヶ峰登山口~関田峠」までを歩きました。

 

1日目 6月22日(木)

岡山駅南駐車場を7時に出発したバスは、途中、アルプスの山々を眺めながら上越道、豊田飯山ICまでひた走りました。

 

宿は昨年同様、「ペンション・ピュア」です。(17時着)

 

6時30分から夕食です。

この時期、この地域はアスパラガス特産だそうで、料理にふんだんに使われていました。

 

2日目 6月23日(金)

7時15分朝食

 

朝8時に宿を出発し、今日のトレイル出発地である涌井に8時30分到着です。

ここから富倉峠に向けて登ります。

 

クリンソウ

 

エンレイソウ

 

道の両側には、イワカガミの葉がずっと続いています。

花はもう終わっていました。

 

フタリシズカ

 

タニウツギ

 

桑の実

 

ヤマボウシ

ガイドの話を聞きながら、また花を楽しみながら進んでいきます。

 

9時35分、富倉峠に到着です。

 

レンゲツツジが咲いています。

 

大将陣跡(10時着)

上杉謙信が見張り台として陣を張った場所として知られています。

 

ブナ林を進んでいくと黒岩山の東屋があり、ここで昼食としました。(12時5分)

 

ここから信濃平をきれいに見渡すことができます。

 

池の上の木には、モリアオガエルの卵がぶら下がっています。

 

ミズバショウ群生地は、もう大きな葉っぱ畑に変身です。

 

再びブナ林をぬけていくと、

 

「太郎清水」に到着です。

上の写真の人がいるところで、おいしい湧水を飲むことができます。

 

13時25分、桂池に到着です。

ここ黒岩山は、ギフチョウやモリアオガエルが生息する貴重な場所として、山全体が国の天然記念物に指定されています。

 

サンカヨウの実

 

ウワズミザクラ

 

カンアオイ

 

チゴユリ

 

サラサドウダン

 

キンラン

 

ギンリョウソウ

 

ツクバネソウ

 

時には、板橋を渡り、杉林をぬけて、仏ヶ峰登山口に到着です。(15時35分)

 

とん平ゲレンデを下り、待っているバスに向かいます。

温泉で汗を流し、宿に着いたのは17時40分でした。

 

今日の夕食は、洋食でした。(18時40分~)

 

3日目 6月24日(土)

朝食(6時50分から)

計画では、昨日下山した「とん平」から登り関田峠に下る予定でしたが、初めの上りがきついというので、逆に関田峠から登り「とん平」に下山することになりました。

 

8時30分、関田峠登山口に到着です。

 

ユキツバキ 北陸から東北地方の多雪地に見られる椿です。

 

タムシバ

 

みごとなブナ林の中を進んでいきます。

時折、ユキツバキやツクバネソウなどの花も見ることができます。

 

筒方峠(9時15分着)

 

池には、クロサンショウウオの卵(白く見えるもの)がたくさん確認できます。

 

木の枝には、大きなモリアオガエルの卵塊が多数あります。

 

ユキザサ

 

カンアオイ

 

こちらのセクションは雪深いところなので、道々にはたくさんのイワカガミが咲いていました。

 

クルマバハグマ

 

ウスバサイシン

 

黒倉山山頂(10時4分着)

 

残雪を見ながら、

 

イワカガミをずっと愛でながら進みます。

 

この辺りには、雪の重みで湾曲したり倒れたりしているブナの木が多いです。

 

鍋倉山山頂(10時38分)

 

ガクウラジロヨウラク

 

12時15分、ブナ林に囲まれたなかで昼食です。

 

こんなブナの木もありました。ブランコになりそうです。

 

小沢峠に到着です。(13時10分)

 

アップダウンを繰り返しながらブナ林を進んでいくと、

 

仏ヶ峰三角点に到着です。(13時36分)

 

ゲレンデを通りながら、昨日と同じ「仏ヶ峰登山口」に到着です。(14時30分)

 

18時から夕食です。

 

4日目 6月25日(日)

7時30分朝食、8時出発です。

 

小布施により、北斎館に行きました。(9時30分着)

 

小布施堂でティータイムです。私が頼んだのは、「栗あじさい」です。

10時オープンに合わせて入ります。

 

小布施堂 えんとつの「モンブラン朱雀」

9月から1か月だけの限定販売とあり、ものすごい行列ができるのだとか。

この喫茶も12時からしか開かないので、入ることもかなわなかったです。

 

古小野付近は、たくさんの栗の木が植えてありました。

その後、一路岡山に向けてバスを走らせました。

天気にも恵まれ、素晴らしいブナ林とイワカガミの群生に魅せられた山行となりました。