2022年8月2日（火）～6日（土）
8月5日（金） 4日目
3時30分に起きる予定でしたが、部屋には4時に電気がつき、目が覚めました。
4時30分朝食
クレープ、ブルーベリージャム、桃、豆、スープ、コーヒーです。
一人3枚分用意され、おかわりもあるといわれましたが、2枚食べるのがやっとでした。
洗顔や歯磨きの水場
5時52分、黒沢池ヒュッテを出発、妙高山を目指します。
いきなり岩場の急登です。
樹林帯の中、きつい登りが続きます。
6時35分、大倉乗越に到着です。天気も見晴らしも抜群です。
昨日登った火打山と、
今日これから登る妙高山が青空とともに姿を現しています。
10分ほど休憩し、景色を楽しんだ後は、再び登山開始です。
ここからは、大岩あり、ロープありのガレ場の急坂を下っていきます。
しかも笹や木が生い茂っていて、道が見えにくい！！片方の足がやっとおけるような道を慎重に進んでいきます。
私たちを追い抜いて行った女性一人が引き返してきました。話を聞くと、雪渓に穴がたくさん空いていて、危険なので引き返してきたとのこと、私たちもそこまで行くことにしました。
私たちが雪渓に到着したとき、雪渓を渡ってくる人がいました。
話を聞くと、「底に水は流れているけど、そんなに深くない。踏み跡を行けば大丈夫。」と言われ、渡ることにしました。
私たちが渡り終えるのを見届けてくださいました。
8時26分、長助池分岐まで来ました。霧が出てきました。
ベニバナイチゴ
樹林帯の中、大きな岩をよじ登りながら急登を進んでいきます。
ヒメシャジンの大群生
岩の中に、祠がありました。（11時8分）
11時11分、妙高山山頂（北峰）に到着です。
地図上では2時間30分となっていましたが、私たちは5時間15分かかっています。
急坂の岩場とガレ場と笹の根の崩れかかった道、時間がかかっても無事登頂できたことに感謝です。
宿で準備してもらったお弁当
五目釜飯をスープとともに流し込みました。
向こうに見えるのが南峰でしょうか。10分ほどで行けるということですが、霧が出てきて視界が悪くなり、そのまま下山することにしました。（11時40分）
ミヤマホツツジ
岩場の急坂、下りはさらに慎重に進んでいきます。
13時45分、長助池分岐を通過しました。
雪渓はさらに溶け、雪のないところが増えているようです。
15時20分、「大倉乗越」を通過です。
16時、「黒沢池ヒュッテ」に到着です。下山には4時間20分かかりました。（地図上では2時間です。）
18時夕食 おかずは昨日と変わりません。唯一スープが変わっていました。
8月6日（土） 5日目
4時30分朝食 メニューは昨日と同じ、クレープです。
5時20分、黒沢池ヒュッテを出発です。今日はいよいよ下山後、岡山まで帰ります。
歩き始めて7分ほどで、黒沢池の地塘が見えてきました。
モウセンゴケには、蕾ですが花がついています。
ワタスゲの大群生
歩きやすい木道を、周りの花を楽しみながら進んでいきます。
チングルマの綿毛
イワショウブ
ハクサンフウロ
5時58分、川を渡ります。
ギンリョウソウ
6時30分、富士見平に到着です。ここからは、2日目に歩いた道を下っていきます。
岩場の急坂と、十二曲りなど、難関が待っています。
十二曲り下山の始まり（7時54分）
8時44分、「黒沢出合」を通過です。
樹林帯の中をひたすら進み、9時38分、笹ヶ峰登山口に到着です。
地図上では2時間40分かかるところを4時間20分ほどかかっていました。
10時頃までに下山できればいいと思っていたので、早めに下山できてよかったです。
キャンプ場のトイレで5日間着ていた服を着替え、多少でもさっぱりしました。
ここで1日目で宿泊した「明星荘」に、かき氷と昼食の蕎麦をいただけるよう連絡を取りました。
まだ準備中ということでしたが、「少し待っていただき、外で食べるなら」という条件でご無理をお願いしました。
10時15分、かき氷（きゅうりの漬物付き）をいただき、一息つきました。
野菜入り冷製蕎麦（10時40分） とってもおいしかったです。
11時30分のバスで妙高高原駅に向かいます。（12時20分着）
妙高高原駅12時44分発、長野駅着13時27分（しなの鉄道）
長野駅14時3分発、「しなの16号」にて名古屋駅17時7分着
名古屋駅18時3分、「ひかり519号」にて岡山駅20時16分着
今回はJRの遅れもなく、予定通り岡山まで帰ることができました。
岡山や新潟などで豪雨があったらしく、心配のLINEがたくさん入っていて、こちらがびっくりしました。
新潟の北の方はかなりの被害があったそうです。私たちは、雨にはあいましたが、晴れ間もあり、景色もしっかり見ることができたので本当に良かったです。
それにしても妙高山への道のりは遠かった！！
