2015年6月7日
玉泉寺のオオヤマレンゲが咲きはじめたとの話を聞き、6月7日行くことにしました。
併せて、湯原近くの三坂山のミヤマヨメナ鑑賞、湯原でのランチと温泉という盛りだくさんの計画です。
今回は大山道を通ります。
昔、大山道は、砂鉄や年貢米、牛馬などを運び、当時の経済生活面において重要な役割を担った路だったそうです。
7時、我が家を出発し、総社ICで合流し、湯原ICで下りました。
禾津(いなつ)から釘貫小川の細い道に入り、民家がなくなった所に駐車しました。(8時40分着)
ここから登山開始です。
ウツギの花がたくさん咲いていました。
金屋子神社 たたら師の守護神で金山彦命、金山姫命を祀ってあるそうです。(9時着)
緩やかに登りながら、9時13分、首切り地蔵に着きました。
山中一騎の犠牲者の霊を慰めるために建立されたといわれています。
トリアシショウマが咲いていました。
9時20分、三坂峠に着きました。
看板があり、大山道や三坂峠の説明が書かれています。
杉林の両側には、早速ミヤマヨメナが顔を出していました。
9時37分、釜地蔵に着きました。
釜地蔵は、大山往来の難所、三坂越えの通行安全を祈願して建立されたものだそうです。
展望岩の方に向かうと、ミヤマヨメナの大群生がありました。
タツナミソウ
歩いている道の両側も、ミヤマヨメナが群生していて、思わず、踏んでしまいそうです。
9時48分、展望岩に到着です。素晴らしい展望です。
岩の間にもツツジが咲いていました。
大山道にもどり、ここから三坂山山頂に向けて登ります。(9時54分)
写真では分かりにくいのですが、ものすごい急登でした。
ギンリョウソウを見つけました。
最後まで急登が続きました。
10時25分、三坂山山頂に到着です。山頂目印の看板がほとんど消えかかっていました。
山頂からの展望は素晴らしかったです。
ベニドウダン
ナツハゼ
雑木林を下っていきました。
杉林の中の急坂を下っていきます。
11時、十匡峠に着きました。ここには、昔、旅人のための十石茶屋がありました。
また、「美作匡名起源の碑」が立っています。
遊歩道を少し外れると、ミヤマヨメナの大群生が現れました。
三坂峠に向けて出発です。(11時10分)
再び、ミヤマヨメナの大群生に出会いました。
11時26分、「道祖神」の立つ鞍部に到着です。
ここからは、行きと同じ道を下ります。
キクザキイチゲの実?種?
11時44分に三坂峠、12時13分に駐車場に着きました。
その後、湯原温泉に向かいました。途中、「湯原カステラ」の看板を発見しました。
卵たっぷり、ザラメ砂糖の入った湯原カステラが大好きなので、3本購入しました。
ここのお店は、おばあさん一人で作っているとの事でした。
湯原温泉街の「我無らん」というお店でランチを頂きました。(12時35分着)
その後、温泉に入り、玉泉寺に向かいました。
14時30分、玉泉寺に到着です。
玉泉寺は、ガン封じ、厄除けのお寺として知られています。
駐車場から降りた途端、オオヤマレンゲの花が出迎えてくれました。
階段を上っている間も、オオヤマレンゲを愛でることができます。
お寺に行くまでの参道は、下半分33段が女性への厄除け、
上半分の42段が男性への厄除けの階段となっています。
山門をくぐると、オオヤマレンゲだけでなく、様々な山野草が咲き乱れていました。
ホタルブクロ
ナツツバキ
赤花白糸ホタルブクロ
ウサギゴケ
オオヤマレンゲとホウの花を掛け合わせたものだそうです。
ヤマボウシ
上に上がっていくと、道の両サイドには、コアジサイの花が続いていました。
サクラウツギ
シャクナゲもまだ少し残っていました。
薬師堂がありました。
道の両側は、オオヤマレンゲのトンネルになっていました。
ササユリ
クリンソウ
シライトソウ
四季咲コマクサ
赤花ハッカクレン
白花ハッカクレン どちらも大きな葉っぱにかくれて咲いていました。
ミヤコワスレ
夏ロウバイ
玉泉寺本堂
オオヤマレンゲは、だんだんと開いて行きます。つぼみも可愛いです。
15時40分、玉泉寺をあとにして自宅に向かいました。
盛りだくさんの一日でしたが、山でもお寺でも、それぞれのお花を堪能しました。
玉泉寺は、季節に合わせていろいろな山野草が咲きます。
今度は、7月に咲くというレンゲショウマを見に行きたいです。