2022年3月3日(木)~4月4日(金)
大阪湾と紀伊水道の境に浮かぶ無人島「友ヶ島」へは、船で和歌山の加太港から約20分程で行くことができます。
沖ノ島、地ノ島、虎島、神島を総称して「友ヶ島」と呼ばれています。
役行者の修験道にまつわる史跡や行場があり、また明治から第二次世界大戦まで日本陸軍の軍事要塞がありました。
赤レンガ廃墟跡がジブリアニメ「天空の城ラピュタ」の世界観そっくりといわれ、ぜひ訪れてみたかったところです。
併せて、近場の城2つもあわせて巡ることにしました。
3月3日(木) 1日目
岡山駅西口を6時30分に出発し、最初の目的地である「岸和田城」に向けて車を走らせました。
9時50分、岸和田城に到着です。(~10時40分)外周が水堀で囲まれたお城です。
庭園は、岡山にもゆかりのある重森三玲氏によるものです。
次の目的地は和歌山城です。(11時25分~14時)
車を城内の駐車場に停め、昼食に向かいます。和歌山ラーメンです。
ネギたっぷりのチャーシュー麺です。(11時48分~12時15分)
再び城内に戻り、和歌山城探訪です。
御橋廊下 政治・居住空間である二の丸と武家文化の中心である西の丸を行き来する橋だそうで、江戸時代には藩主とそのお付きの人だけが行き来できたそうです。
天守閣へ
さすが徳川御三家の居城です。虎伏山の頂上に位置する天守閣からは市街地が一望できます。石垣も素晴らしい。刻印のある石垣もあります。
14時35分、今日の宿である「休暇村 紀州加太」に到着です。
宿の展望台からは、明日訪問する「友ヶ島」を望むことができました。
15時30分、加太周辺の「自然の小径」散策に出発です。
弾薬庫跡
レンガ道を通り、
弾薬庫跡と
砲台跡です。発掘調査をしていました。
展望台からは、180度のパノラマです。友ヶ島や淡路島を望むことができます。
天気が良ければ明石海峡大橋や徳島県も見えるそうです。
「こもれびの道」を通り、16時40分、宿まで帰ってきました。約1時間の散策でした。
温泉につかりながら夕日を望むことができました。(17時47分)
夕食(18時30分)
3月4日(金) 2日目
朝食(7時)は、和風膳と
洋食膳に分かれています。2段のお膳以外はバイキングで自由に食べることができます。
8時30分、宿を出発し、加太港に向かいます。(8時36分着)
「友ヶ島」乗り場には、急階段と細い道を通っていきます。右はコンクリートの壁、左は海!!
9時出発、友ヶ島に向かいます。
虎島の壁面、一枚岩の斜面岩盤に彫刻された文字「五所の額」
友ヶ島の修行の地が描かれているそうです。
9時22分、友ヶ島に上陸です。9時40分、ハイキングに出発です。
道幅はあるけれど、砂利と土嚢が敷き詰められた道や、
歩きにくいザレ地を進んでいきます。
将校宿舎跡(10時)
第3砲台跡 島内5か所の砲台跡の中で最大の規模だそうです。(10時2分)
タカノス山展望台(10時16分)
標高119.7m、一等三角点もあります。見晴らし抜群です。友ヶ島灯台も見えます。
小展望台(10時43分)
旧海軍聴音所跡(11時3分)
幸助松海岸(11時22分) 黄色い花が咲き乱れていました。
第1砲台跡を通って11時30分、友ヶ島灯台に到着です。
日本標準時[135°00′00″]子午線最南端の地
ここで軽めの昼食としました。
第2砲台跡(11時58分)
長年の風化、その他の要因で立入禁止になっています。
この砲台は終戦時に以後の使用を禁ずる意図で爆破されたそうです。
第5砲台跡(12時30分)
12時47分、野奈浦桟橋に到着です。
要塞砲弾が展示されています。
船を待っている間、リスが姿を現しました。
13時30分、船に乗って友ヶ島を後にし、加太港に向かいます。(13時48分着)
再び細い道を通り、駐車場に向かいます。
14時、加太港を出発し、道の駅「みさき」で遅めの昼食としました。(14時25分~15時8分)
その後、三木SAで休憩を取り、岡山19時到着です。
歴史をもつ無人島「友ヶ島」をゆっくり散策できてよかったです。