2007年8月13日(月)~19日(日) 関西空港発 阪急交通社「トラピックス」 利用
1日目
中国南方航空便にて、午後関西空港を出発し中国・広州経由で張家界空港へ到着しました。
張家界空港は武陵源への玄関口に当たります。
ここから宿泊ホテルのある武陵源まで、約40kmを1時間かけて進みます。
ホテルに着いたのは、23時ごろになりました。
2日目
朝、最初の観光は「黄龍洞」です。
黄龍洞は、世界遺産として登録された武陵源景勝地からおよそ5kmのところに位置する大きな鍾乳洞です。
洞窟内をボートに乗って見学します。
洞窟内には、数えきれないほどの鍾乳石がありました。
中国のライトアップは日本に比べて派手な感じです。
黄龍洞を後にして「天子山自然保護区」にやってきました。
「天子山自然保護区」は、武陵源景勝地の北部に位置しています。
天子山への入口に塔が立っていました
天子山ロープウェイを使って上(天子山)を目指します。
目もくらむような奇岩が頭上に現れます。
天子山の「御筆峰」です。筆のような形をした峰々に圧倒されます。
天子山の「仙女献花」です。
「お腹に抱えた花かごの草花。その草花の香りが漂います。」という説明なのですが、この写真ではズームしても分かりづらいかもしれません。
数ある展望スポットは、どこも観光客で一杯でした。
岩の間が空洞になった天然の橋で、「天下第一橋」と呼ばれます。
天子山から「袁家界」へと歩きます。
奇岩の並ぶ光景が続くのですが、同じような風景なので飽きてきました。
下山には「百龍天梯」と呼ばれる、高低差300mのエレベーターを使いました。
写真のように「エレベーターという人工物」が奇岩の中にあり、日本ではこのような構築物建設は難しいと思われます。
崖下に位置するエレベーターの出口は、さすがに外観上目立たなくなっていました。
本日の観光はこれで終了です。ホテルに連泊しました。
3日目
宿泊した「凱天国際大酒店」を出発し、「張家界国家森林公園」へ向かいます。
張家界国家森林公園は「黄石寨」と「金鞭渓」の二つの風景区からなっています。
この写真は金鞭渓からの景色です。
両側には、高くそびえた奇岩峰が林立し、その一方低い部分は公園のように整備されています。
渓流の水の音が谷に響いています。
金鞭渓を散策しながら、周りの風景を楽しみました。
山の景色が雄大なので、遥か彼方を見上げる機会が多かったです。
このあと黄石寨に向かいました。
「黄石寨ロープウェイ」です。
標高差431m、山頂駅は標高1092mに位置しています。
3台のゴンドラが連結したロープウェイで山頂駅に到着です。
黄石寨山頂からの景色です。
武陵源での観光はすべて終了し、バスで鳳凰に向け出発しました。
鳳凰に向かっている途中で「王村」という古鎮に立ち寄りました。
王村古鎮(芙蓉鎮)は、落ち着いた中国の田舎を感じさせる村でした。
夕方、鳳凰に到着し市内のホテルに宿泊しました。
4日目
朝、ホテルを出発し、「鳳凰古城」へ向かいました。まず中央の広場です。
立派な「うだつ」を臨むことができます。
ここでは「春秋戦国時代」から「清代」に至るまで、繁栄した昔の情景が現在も残っています。
鳳凰古城の城壁に沿って、ゆっくりと流れる川があります。
この川は「沱江河」と呼ばれ、この古城を見守っています。
船に乗り、船頭の歌を聞きながら、両岸にある建物を観察します。
すると、独特の雰囲気が漂ってきます。
そして巨大な「屋根を有する橋」である「虹橋」の下を船は通ります。
下船して、実際にその「虹橋」を通ってみました。
「虹橋」からの眺めです。
「虹橋」からうだつのある建物の間を通って、バスのある駐車場まで戻りました。
鳳凰古城を後にして、これから「南方長城」に向かいます。
「南方長城」に到着しました。
鳳凰古城郊外に位置する南方長城は1622年に完成しました。
明から清の時代にかけて、他民族侵入阻止のために造られた城です。
広場の周りには城壁がめぐらされています。
城門の中の周りは、石畳となっています。
南方長城を離れ、夕刻、吉首の駅に到着しました。
これから夜行寝台列車とバスを乗り継いで桂林に向かいます。
5日目
早朝(といっても4時ごろ)、列車は柳州に到着しました。
柳州から桂林まで、バスで2~3時間かかります。
桂林到着後、宿泊する「桂林帝苑酒店」に立ち寄り、大きい荷物だけ置いて桂林市内観光に出かけました。
「 象鼻山」です。「象が鼻を伸ばして水を飲む様子」から、命名されたそうです。
「金塔・銀塔(日月双塔)」は風景の素敵な杉湖にそびえています。
ただ、ランドマークのような存在で歴史的建造物とは言えません。
同じ杉湖のほとりにある「桂林漓江大瀑布飯店」です。
以前訪れた時に宿泊した「漓江飯店」と同じ場所に建っていました。
取り壊して、立派なホテルに建て替えたのでしょう。
漓江をまたぐ「解放橋」から、宿泊ホテル方面を撮影しました。
バスで桂林郊外にある桂林最大の鍾乳洞「芦笛岩」に向かいました。
「水晶宮」でのショットです。
相変わらず照明が派手で、日本人好みとは言えません。
ホテルに戻り連泊となりました。
6日目
朝、「漓江下り」のためホテルを出発しました。
「竹江埠頭」は外国人専用船の出航埠頭です。
市内から28kmところに位置します 。
観光船は次々と列を作って出航していきました 。
両岸の峰々が数を増してきました。
同じような景色が続きます。
後部の甲板では、船員が客に出す昼食の準備をしています。
雰囲気的に、中国人観光客向けの船だと思われます。
水牛です。
山水画の世界が延々と続きます。
「興坪」
人民元20元札の裏に描いた漓江山水の景色は、この場所になります。
約4時間の水上運行後、終点の陽朔に到着しました。
陽朔の街を通り抜け、バスに移動しました。
バスで桂林の空港に移動し、その日のうちに空路広州へ到着しました。
その後、一泊目に利用した市内のホテルに宿泊しました。
7日目
朝、ホテルより広州の空港に戻りました。
午前中に関西空港に向けて出発しました。