2013年8月23日(金)~28日(水) 関西空港発 JTB「旅物語」 利用
1日目
台湾一周は昭和63年以来、2度目の旅行となります。街がどのように変わっているのか楽しみです。
関西空港を午後出発し、エバー航空便で台北・桃園空港へ向け出発です。約3時間のフライトとなります。
桃園空港到着後、バスで台湾高速鉄道「桃園駅」に移動しました。駅の建物は、写真のようにとても近代的です。
駅の中は、それほど混雑している感じではありませんでした。ここから台湾版新幹線に乗って台中に向かいます。
「台湾版新幹線」とは日本の鉄道技術を導入した高速鉄道を指します。車体も日本の新幹線と変わりません。
桃園駅から40分足らずで台中駅に到着しました。
台中に到着後「逢甲夜市」に繰り出しました。逢甲夜市の場所は逢甲大学のキャンパスのすぐ隣です。
その後、台中市内のホテルに宿泊しました。
2日目
翌朝、台湾最大の湖、「日月潭」に向けホテルを出発しました。日月潭は台湾の中で最も美しい湖と言われています。
本日は天気も良く、湖が光り輝いていました。まず「文武廟」を観光します。
「文武廟」は、日月潭の北部の湖畔に位置していて、門をくぐると広い境内が続いていました。
日月潭を観光後、ツアーバスは台南市に向かいます。
台南市内の「赤崁楼(せきかんろう)」に着きました。ここは、オランダ人によって築かれた旧跡です。
「赤崁樓」は中国式の派手な建築物と違って、日本的な存在感があります。
このあと、高雄に向かいます。
高雄に到着し、まず一番有名な「龍虎塔」の観光です。
化粧直しの工事が終わった直後で、塔内に入場することができ、とてもラッキーでした。
上の写真のとおり、「龍虎塔」は「蓮池潭」と呼ばれる湖の中に立っています。
2つの七重の塔の入り口に口を開けた龍と虎が並んでいます。
「龍の口」から入り、「虎の口」から出ると「悪事が帳消しとなる」そうで、さっそく入ってみました。
「蓮池潭」にはたくさんの蓮が植えられています。
夏になると、湖の中は蓮の花が満開となるそうです。
今回のツアーのときは、ほんの少しだけ開いていました。
「蓮池潭」観光の後、高雄市西部高台にある「寿山公園」にバスは到着しました。
高雄港を一望する風景が美しいです。
夕暮れも近くしかも週末だったせいか、デートスポットとしてカップルが多かったです。
写真のように、公園には中国宮殿建築様式の忠烈祠が建っています。カップルも腰を下ろしています。
この後、市内のホテルに宿泊しました。
3日目
朝、旗津風景区に向かいました。
この風景区は高雄港西側の旗津半島に位置しています。
旗津風景区へ行くためには、海底トンネルを使うこともできますが、多くの観光客はフェリーに乗ってこの地を訪れます。
旗津風景区観光の後、「五甲龍成宮」に立ち寄りました。地元の人々の信仰が厚い道教寺院です。
このあと台湾の西側から東側へと山越えしながら、約4時間ドライブしました。
長時間の山岳ドライブでしたが、道路がよく整備されていたので疲れを感じることはありませんでした。
夕方、到着したのは「知本温泉」です。ここは台湾東部最大の温泉郷です。
山の中なので町の喧騒とはほど遠くとても閑静です。日本の温泉地のような雰囲気でした。
私たちは「富野温泉休閑会館(Hoya Hot Springs Resort & Spa )」に宿泊しました。
宿の英語名でも分かるとおり、「温泉スパ」が充実しており、水着着用の温泉レジャー施設のような感じです。
4日目
本日は、台湾の東海岸沿いに南から北に向かいます。道中で何度か休憩のためバスを止めました。
そこには、実が大きくなってきたパイナップルの畑がありました。
実際に「パイナップルケーキ」は台湾の代表的な銘菓です。
バスは花蓮の町を通り過ぎ「太魯閣(タロコ)渓谷」へ到着しました。
3ヶ月ほど前に大崩落があって、その時から峡谷の奥まで進むことができなくなりました。
運のよいことに、最近になってやっと崩落箇所を通ることができるようになりました。
上の写真はその崩落現場をバスが通過するところです。
太魯閣渓谷は、大理石の岩盤を川が侵食していって形作られました。
バスから降りて渓谷を散策します。
崩落があるので、ヘルメットが貸与されます。
道も狭いので、一方通行です。
「長春祠 」に着きました。崖の上にそびえるのが鐘楼です。
この後花蓮に戻り、市内のホテルに宿泊しました。
5日目
朝、ホテルの部屋の窓から花蓮市街の西方に広がる山々を写真に収めました。
宿泊した「花蓮煙波大飯店(Lake Shore Hotel)」です。
格安ツアーにもかかわらず、新しくて快適なホテルでした。
ホテルを出発し、花蓮駅に到着しました。
花蓮から瑞芳までは特急列車で移動します。
瑞芳は本日の最初の目的地である「九份(フン)」の最寄り駅です。
花蓮から瑞芳までは2時間20分ほどかかりました。
瑞芳から専用バスに乗り換えて九份に向かいます。
九份到着です。ここは、かつて金鉱発掘の街として栄えました。
現在では石段や狭い路地のある風情が、多くの観光客を呼び込んでいます。
通りは人でいっぱいです。
建物も階段状に密集しています。
この地は台北北部の山間に位置し、基隆港、太平洋を一望できます。
「千と千尋の神隠し」のモデルになったのではないかと噂になっている茶屋です。
町並みの一角に小さな広場があり、多くの観光客が待ち合わせ場所として利用していました。
その後、台北市内へとバスは進みます。
市内に入り、「国立故宮博物院」を見学しました。
ここは四半世紀前に一度訪れていますが、5年に及ぶ大改装を経て内部はとても綺麗になっていました。
有名な「翡翠の白菜」や「豚の角煮の玉石」を見ることができましたが、残念ながら内部は撮影禁止でした。
本日は台北市内のホテルに宿泊します。
6日目
ホテルを早朝出発して、桃園空港に向かいます。
途中、台北を代表するホテル「円山大飯店」に立ち寄り、ここに宿泊したツアー客を拾います。(私たちはスタンダードクラスホテル利用です)
桃園空港に到着し、エバー航空便で帰国しました。関西空港には昼頃到着しました。