2023年6月18日(日)
大岩岳、千刈ダムなどの雄大な景色を満喫しながら、兵庫県と宝塚市から天然記念物指定を受けている丸山湿原を散策します。
どんな湿生植物に出会えるか楽しみです。
岡山駅南駐車場を7時出発、山陽ICから宝塚北スマートICまで進み、宝塚西谷の森公園駐車場には9時45分到着です。
駐車場から丸山湿原の看板方面に進んでいくと、
池がありました。山の形をきれいに映しています。
早速、イチヤクソウ、
ササユリに出会いました。
10時16分、丸山湿原駐車場に到着
ここからいよいよ大岩岳に向けて登山道になります。
道は、かなり荒れています。
ササユリの花に癒されながら進んでいきます。
倒木もよけながら進んでいきます。
11時7分、大岩ガ岳に到着です。
少し開けたところがあり、ここで昼食としました。
山頂からの眺望です。
大岩の急坂を登っていくと、
眼下に千刈ダム湖が見えてきました。
12時8分、東大岩岳に到着です。ダム湖もちらっと見えています。
岩場で広い場所がないため、すぐに下山です。
道幅は狭く、岩場の急坂が続きます。滑らないように足元に気をつけながらゆっくりと下山です。
12時43分、丸山湿原駐車場まで戻ってきました。ここでガイドと合流し、丸山湿原を案内してもらいます。
丸山湿原は、有馬層群という白亜紀後期に堆積した古い地層だそうです。
風化しやすく、とても細かい粘土のような土「シルト」となり、谷底を埋め、丸山湿原群が形成されていったそうです。
オニスゲ
木道を通って進んでいきます。
たくさんの草?が生い茂っている中に、よく見ると、かわいい花たちを見つけることができます。
ハッチョウトンボ
1円玉ほどの大きさで、日本で一番小さいトンボです。真っ赤になるのはオスだけです。
カキラン
ハナショウブ
木道から見えた花は、
モウセンゴケ(食虫植物)
葉の赤い腺毛から出る粘液で虫を捕まえるようです。白い花は、モウセンゴケの花です。
トキソウ 花は薄ピンク色で、トキ(朱鷺)の羽色に似ています。
ミミカキグサ(食虫植物) とても小さい花です。初めて見ました。
地中に虫を捕まえるための袋を持っているそうです。
花が散った後に残る、がくの形と大きさが耳かきに似ているそうですが、あまりに小さく、しかも少し離れているので、確かめることができません。
14時34分、駐車場まで帰ってきました。
その後、道の駅「フルーツフラワーパーク大沢」に立ち寄り買い物タイムです。
岡山到着は18時30分頃でした。